チベットとは
チベットは山々に囲まれた高原であり、ほとんどの土地が高地であることから、衣食住のどれをとっても独自の文化で発展してきました。
ファッションや食文化にもチベット独特な文化があり独自の文化を感じられるまさに辺境だということができます。
チベット人のほとんどが仏教を信仰しており、独自な特徴な仏教であることからチベット仏教は密教だといわれることも多い。
ダライラマを中心とし独自の文化を守る国として存在していましたが、中国による侵略後、中国に支配されたまま今に至っています。
ダライラマはその後、チベットの大地をあとにしてインドへ亡命しました。
インド亡命後もダライラマは中国によるチベット侵略についてと、現在も行われているチベット人への人権侵害の現状をあらゆる場で訴え、その非暴力の平和活動をたたえノーベル平和賞が送られました。
実際にチベット全土で中国による不条理な制圧は今もなお続いており、それはインターネットなどを通じて伝わり、チベット人への人権侵害に世界中で議論が巻き起こっています。
中国に支配されたチベット自治区は、現在も中国当局による開発が進んでおり、それがチベットの文化を無視したものだと批判されています。
チベットの実態を一目見て、チベットの文化に触れてみたいと考える旅行者は多いですが、そのアクセスの難しさと中国政府による入域制限によって、なかなか訪れるのが難しく、チベットは憧れの地として考えられています。
